ライドシェアニュースNEWS

　アメリカ合衆国国務省はが、メキシコのカリビアン海岸への旅行客に対して注意喚起を発した。キンタナ・ロー州カンクンでは、州法で公共交通機関は政府の認可がなければ営業できないと明記されていることを理由にライドシェアが禁止されていたが、アメリカ大手ライドシェア企業が「ライドシェアは民間企業である」ことを理由に通常の営業許可だけですむと主張し裁判で争っていた。今月に入り、裁判所が企業の主張を認めライドシェアサービスが開始された。しかしながら、ライドシェア開始に反発したタクシードライバーらによる抗議活動が過激化し、タクシードライバーらのハラスメント行為、ライドシェアドライバーや利用客への襲撃行為、空港からホテルまでの主要道路封鎖などが行われている。現地警察は襲撃により怪我を負った旅行客の写真を公開し注意喚起を行い、市長も「リゾートの評価や人々を害する行為を許すつもりはない。」との声明を出している。