ライドシェアニュースNEWS

　ネバダ州ラスベガスではコロナ以前と同様の観光客が戻ってきており、その観光客を狙った違法ライドシェアが急増していると州政府が警鐘を鳴らしている。ネバダ州交通局によると、違法ドライバーらは観光客などに直接交渉を持ちかけ、現金払いのみで乗車を獲得しており、ライドシェア企業が提供するアプリでの配車予約ではないため、事故にあった場合などに企業が加入している保険による補償などは受けられない。州の捜査では1週間でおよそ40人の違法ドライバーが摘発されているが、違法ドライバーによる営業は組織化されつつあり、捜査は難航している。交通局は「乗客がドラッグなどの犯罪に巻き込まれるケースもある。」と違法営業以外の問題点も挙げており、事件事故に巻き込まれないためにも正規のアプリを利用した配車予約を行い、自身が配車した車両以外には乗り込まないよう呼び掛けている。