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　ミネソタ州ミネアポリス市でライドシェアドライバーの最低賃金を定めた条例案が議論され、１７日の市議会で可決した。可決前から法案に慎重な姿勢を示していた市長が署名するか注目が集まっていたが、今週火曜日、市長はこの法案に拒否権を発動した。法案にNOを示したが、代わりに大手ライドシェア企業と交渉し『市内で乗客を迎車するドライバー及び市内で乗車を行うドライバーに対して市の最低時間給15ドルの保障』への合意を取り付けたことを拒否権発動の声明の中で明らかにした。また、この合意には市街地での乗車１回につき最低5ドルの報酬の支払いも盛り込まれている。市長は「この問題を解決するには多くの時間が必要であることは明らかである。数週間後にはすべての利害関係者と連携し、下調べをし、審議を重ね、推測ではなく認識される影響に基づいたポリシーを明確に規定した条例をまとめる。」と声明で語った。