ライドシェアニュースNEWS

　フロリダ州で、ライドシェアサービスを悪用し老夫婦から２万ドルをだまし取ったとして男が逮捕された。マイアミ在住の老夫婦は、彼らの孫が逮捕されてしまい保釈金が必要であるとする電話を受けた。弁護士を名乗る人物の指示によりお金を箱に詰めて待っていると、自宅にライドシェアドライバーが現れた。老夫婦はライドシェアドライバーを家に入れ電話に出るよう伝えた。その後、ライドシェアドライバーに金の入った荷物を預けた。夫婦が確認のために孫に電話すると、逮捕されていないことが判明し、警察に通報した。
　この時のライドシェアドライバーによると、普段通り配車予約を受け迎車地である老夫婦の自宅に向かうと、老夫婦から家の中で電話に応答するよう求められた。ドライバーが電話に出ると、荷物を預かり指定の場所まで運び、そこで荷物を人に渡すよう指示を受けた。ドライバーは不審に思いながらも指定の場所まで運転し、現れた男に荷物を渡した。
　その後、ライドシェアの利用履歴から容疑者の男を特定し逮捕した。容疑者はフロリダ州やカロライナ州北部に渡り同じ手口で犯行を繰り返していた。