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2024年9月19日 インディアナ州、料金入札型ライドシェアをミネアポリスで試験運用開始
2024.09.26 国外ライドシェア情報
インディアナ州ミネアポリスで、乗客が乗車料金を自由に設定できる配車アプリの試験運用が開始された。ロシア発の配車アプリ企業が運用しているもので、ユーザーは迎降車地点や車両サイズクラスを選択し、その乗車に対して支払いたい額を入力する。ドライバーは情報を確認し料金に納得すれば乗車を受け入れ、または自身の評価や車種を考慮した料金を入札することができる。アメリカ運営部門の代表は「ドライバーと乗客の両方に彼らの冒険を選択する自由を提供している。」とし、「多くの乗客は他のアプリでまずは料金がいくらになるかを確認し、その金額より低い料金で配車リクエストを出している。料金は低くなるが企業の手数料も低いため、結果としてドライバーは他社アプリより多くの報酬を受け取ることになる。」と語った。また、「このアプリでは市場価格を設定するアルゴリズムを使用しておらず、サージプライスも存在しない為完全に可視化されたモデルである。」と説明している。企業はロシアで設立され、現在46ヶ国750の都市でライドシェアや宅配サービスなどを運営しており、アメリカ市場には2023年に参入しフロリダ州で試験運用を開始した。インディアナ州を含めて3つ目の都市でサービスを展開し、今後フロリダ州タンパにも進出していく予定である。