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2024年4月18日 乗客認証機能をシカゴなどでテスト運用開始
2024.04.24 国外ライドシェア情報
アメリカ大手ライドシェア企業の1つが、新たに乗客認証機能をイリノイ州シカゴなど11の都市でテスト運用を開始した。かねてから身元がわからない乗客を迎車しなければならないことに不安を覚えるドライバーからの、乗客認証システムが求められていた。この機能では、ほとんどのアカウントは既に登録されている情報により自動的に認証を受けるので、ユーザーに作業が求められることはない。認証が受けられないユーザーは、政府が発行する運転免許証やパスポートなどの写真をアップロードすることで認証を受けることが出来る。認証済みアカウントにはチェックマークが付けられ、ドライバーは一目で確認が行える。この認証を受けなくてもユーザーはアプリの利用を続けられるが、ドライバーがマークを確認できない場合に、配車を受け付けない可能性がある。
ドライバーの為に導入された機能だが、あるドライバーからは利用客が必ずしも認証を受けなくてもいいことに疑問の声が挙がっている。また、配車を連続して拒否すると依頼が回ってこなくなり結果としてドライバーに不利益をもたらすことになると指摘し、全ユーザーへの義務化を訴えている。