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2024年6月24日 ニューヨーク、低需要の時間帯にライドシェアドライバーをアプリから締め出し
2024.06.26 国外ライドシェア情報
アメリカ大手ライドシェア企業の1つは、ニューヨーク市内でライドシェア需要が低下する時間帯に一部ドライバーをアプリから締め出すシステムを先月から開始していた。企業のこの動きは、約6年前に成立した乗客を乗せていない時間にも報酬を支払うことを定めた最低賃金規則に対抗するものであり、乗客を乗せていないドライバーがログインする時間と彼らへの報酬を制限することを目的としている。企業は「プラットフォームへのアクセスはあらゆる時間と場所での乗車需要を基にしており、もし需要が供給より遥かに下回った場合に企業は一時的にドライバーをアプリから除外する。」としている。また、昨年より新規ドライバーの採用を停止しているが、これも賃金規則が主な理由であると企業は語っている。1日に数度アプリから締め出しを受けたドライバーは「10時間勤務した場合、以前は300~350ドルの収入があったが、現在はかろうじて170ドルの収入しかない。落胆している。ガソリン代を支払うと生活は出来ない。」と以前と同額を稼ぐためには長時間の勤務が必要になったことを明かした。