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　アメリカ大手ライドシェア企業の1つは、ライドシェアドライバーのログイン時間を制限しアイドリングタイムへの報酬を削減するため、ニューヨーク市内において需要が減少した際に一部のドライバーをアプリから締め出すことを、今年の4月から行っている。実際にドライバーの収入はこれ以前に比べおよそ半分にまで減少しており、ドライバーらは企業のこの措置に反発の声を挙げている。また、別のライドシェア企業も同様の措置を開始するか検討するとしていたが、7月からドライバーの締め出しを開始した。
　ニューヨーク市のTLC（タクシーリムジン協会）は、企業らのこの措置に対して、厳格な報酬規則の作成に取り組んでいると発表した。作成中の規則案の詳細は今後数カ月以内に明らかにすると明かした一方で、規則変更なしで企業が行っている締め出し措置に対処出来るかどうかについては、協会は企業らと対話を重ねている状態だ。