ライドシェアニュースNEWS

　ライドシェア企業は近年、排出ガスゼロの電気自動車への移行を推進し、環境に優しいグリーンな乗車をアピールしているが、利用客には魅力的に映っていないことをライドシェア料金比較アプリを運営する企業の調査が明らかにした。グリーンな乗車の料金が通常に比べ１ドル高い場合、または乗車までの待機時間が１分でも長くなる場合、利用客はグリーンな乗車を選択せず、乗車選択における一番重要なファクターは依然として料金と時間であるということが報告された。また、面白いことに、利用客の内37％はこのグリーンな乗車の料金は通常の乗車料金より安価であるべきと考えており、これは利用促進の為に設けられているインセンティブ（利用促進の為の割り引きクーポンなど）が原因であると考えられている。世界のグリーンな乗車の利用率は各国の規制状況により様々でイギリスやパリなどのヨーロッパでは乗車全体の20％以上であるのに対して、アメリカニューヨークでは10％に留まっている。