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2024年10月28日 ライドシェア企業、未成年暴行事件への過失責任の棄却を要求

2024.12.19 国外ライドシェア情報

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 昨年ノースカロライナ州で未成年の少女2人が暴行される事件が起こった。加害者はSNSを通して被害者と知り合い、ライドシェアサービスを使い2人を自宅に連れ込み犯行に及んだ。その後、加害者は逮捕されたが、被害者の両親は過失や精神的苦痛、人身売買などを含む複数の項目で企業に対し裁判を起こした。
 この訴えに対して企業は、加害者の行為を悪質な犯罪とした上で加害者と企業には何ら関わり合いが無いとし、この両親の訴えを棄却するよう裁判所に求めた。企業の弁護士は「加害者のコンピューターの製造業者やインターネットプロバイダーが法的に責任を持たないのと同じで、この犯罪に対して法的な責任を負わない。犯罪の為に商品やサービスが使用されても、製造業者やプロバイダーはその犯罪への責任を持たないと法律は定めている。」と裁判所への文書で主張した。判事はこの請求への判断を下しておらず、審理も未定である。

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