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　ニューヨーク市は、2019年から市内での交通渋滞やタクシードライバー保護の観点から、ライドシェアドライバーへの新規ライセンス発行を停止していたが、2030年までに全ライドシェア車両を排出ガスゼロまたは車いす対応車にする政策のために電気自動車に限り先月からライセンス発行停止を解除した。
　先週、イエローキャブライセンス所持者らの代表を務めるタクシー労働者連盟は「発行停止を解除した新たな規則はライドシェア企業への門を開け、不平等にイエローキャブドライバーを害するものである。」と訴え、ニューヨーク市のタクシーリムジン協会に対して訴訟を起こした。これを受け、１１月９日にニューヨーク州南部地区裁判所は市にライセンス発行の一時停止を命令した。
　タクシーリムジン協会は11月13日の午前９時まではライセンスの応募を受け付けており、それまでに応募した人には適切に処理を行うと発表している。