ライドシェアニュースNEWS

　今週火曜日、テネシー州ナッシュビルでライドシェアドライバーの組合は集会を開き、ナッシュビルでの深刻な問題や懸念点などを報告した。集会には地元議員らが招待され、ドライバーや乗客が置かれている現状やその改善方法を共有し、協力を呼び掛けた。ライドシェアドライバーとして9年間勤務する男性は、市場が飽和状態にあることから以前通りの収入が得られなくなったと語り、その原因の１つとして州政府が州外のタクシーやライドシェアドライバーにナッシュビルでの営業を許可していることを挙げ、州内の顧客が奪われていることを強調した。参加した議員らは、「市内を移動する方法を考えた時に、ドライバーは重要な要素の一つである。彼らがサポートを受けていると感じ、必要とするだけの収入を得ることを保証していきたい。」と述べた。また、議題の1つとして、正規ドライバーの収入に影響を与え乗客の安全に関わる不正規タクシー・ライドシェアドライバーが挙げられた。無免許ドライバーに乗り込むとルート追跡がなされないため、非常に危険な状況に巻き込まれる可能性がある。組合は市議らと連携し市レベルから最終的に州レベルでこれらの問題に対処していきたいと考えている。