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　ワシントンD.C.市議会議員は、2024年度予算に関する審議の一環として、市内外への走行に2ドルの渋滞料金を課す規定を追加し、議員が所属する議会委員会はこれを承認した。今後総議会に提出され、2024年予算として承認されれば10月から施行される予定である。
　この渋滞料金はライドシェアのようなデジタル配車サービスに適用され、セントラルビジネス地区など一部地域『へ』と『から』の乗車に加算される。一方で、ライドシェアでも車いす収納可能車両や従来のタクシーなどは対象外となっている。条例案を提出した議員は「料金が加算されるエリアは『主要な渋滞問題を抱えた最も活動量の多い国勢統計区』を含んでいる。」と語り、「この渋滞料金はシカゴで2020年に導入されたものと同様のものとなっており、コロナ以前のレベルまで戻っているD.C.における長年の交通問題解決に役立つものとなる。」と法案の意義を述べている。試算では４年間で約4500万ドル以上の歳入が見込め、市バスの運行やタクシー、ライドシェアの車いす収納可能車両台数増加に使用されるとしている。