ライドシェアニュースNEWS

　アメリカ大手ライドシェア企業の１つは、今月末にオーストラリアのシドニー国際空港の一部ターミナルでPINコードを利用した新機能を試験的に導入する。シドニー空港に到着した利用客はアプリ内でPINコードを発行し、企業の乗車レーンに行くだけでライドシェアを利用することができる。自身で配車を予約する必要や乗車するまでの待機時間、迎車レーンの中から自身のドライバーを見つける手間が無くなることで、スムーズに乗車できる。ある調査では、この機能が導入された他の空港では、待機時間は以前の半分にまで減少したことが報告されている。この機能の導入は空港が企業専用の迎車レーンを空港出口付近に増設したことを受け行われた。空港の代表は、待機時間は長時間のフライトを経た乗客が最も避けたいことであるとし、「（一連の動きは）長時間のフライトを経た人々にできるだけ多くの輸送手段を与えることです。ライドシェア、タクシー、電車のいずれを利用しようが、旅行の最後の足は可能な限りスムーズであるべきです。」と述べた。この試験導入は12カ月間に渡り実施される。成功した場合、機能は継続的に導入され他のターミナルにも拡大していく予定である。