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2024年9月8日 テキサス州、乗客から襲撃を受けたライドシェアドライバーが企業と病院に裁判

2024.09.18 国外ライドシェア情報

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 テキサス州のある男性ライドシェアドライバーは、自身が所属しているライドシェア企業と配車を手配した病院に対して責任を求め裁判を起こした。ドライバーは今年2月に配車リクエストを受け迎車地点の病院に向かったところ、乗客と付き添いの病院スタッフが待機していた。乗客は落ち着きが無く不自然な態度であったため、病院スタッフや警備員に乗客に問題が無いか確認したが、いずれも問題がないと答えた。発車後まもなく乗客は自身の胸を叩きながら独り言を呟きだし、そしてドライバーのシートベルトを掴むとドライバーの首に巻きつけた。ドライバーがもがくと乗客は腕でドライバーの首を締め始めた。ドライバーはどうにか車を道路わきに停車し逃げ出した。乗客はリアウィンドウをフレームが飛び出すまで蹴り続け、その後、近くの家に押し入ろうとしていたところを警察により逮捕された。
 このライドシェアドライバーは事件がトラウマとなり、自身の後ろに人が近寄ることを極端に恐れるようになった為、7年間続けたライドシェアの仕事も出来なくなってしまった。ドライバーの弁護士は「深刻な損害を負った。収入の損失や医療費という問題でなく、彼の人生すべてが一変した。」と述べた。

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