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2024年10月10日 視聴覚障害者の開示機能を導入へ

2024.10.11 国外ライドシェア情報

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 アメリカ大手ライドシェア企業の1つは、アプリ内で視覚聴覚障害の開示機能を導入することを発表した。「問題を抱える乗客は、乗り遅れの原因ともなる障害に気付かないドライバーとの行き違いを心配している。」と企業は明かす。この機能では、乗客が自身の障害に関する情報の登録開示を行うと、ドライバーに情報が通知され、例えば乗客の待機場所で正確に迎車するなど、ニーズに合わせて乗客に協力することができる。また、連絡方法も選択でき、アプリ内チャットでの連絡を選択した場合には、ドライバーは電話を掛けることが出来なくなる。
 数週間後にはアメリカやカナダで介助動物を連れ添う乗客向け機能のテスト運用を開始することも同様に発表した。現状、乗客は乗車のはるか前からドライバーに自身で連絡を取り介助動物と乗車することを伝えているが、このオプションを使うことで、ドライバーに自動で情報が通知される。企業は、主要な視覚障害及び介助動物支援団体やトレーニングセンターと提携して作成された介助動物教育プログラムビデオを全米の全てのドライバーに送信し、ドライバーに介助動物への理解と違反行為の教育を行っている。

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