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2021年3月25日 マサチューセッツ州、ライドシェアドライバーの雇用状態に関する訴訟を認める
2021.03.26 国外ライドシェア情報
アメリカマサチューセッツ州は、昨年7月にライドシェアドライバーが正社員ではなく契約社員として扱われていることに関して訴訟を起こした。申し立ての中で州は「ライドシェア企業は自社ライドシェアドライバーを福利厚生の受給資格を持つ正社員ではなく個人事業主との契約として扱うことで、州の最低賃金や労働時間、休暇を定める法律に違反している。」と主張していた。企業はこの訴訟を棄却する嘆願書を裁判所に提出していたが、今週木曜日マサチューセッツ州サフォーク群上級裁判所はこの嘆願を棄却した。今後、マサチューセッツ州でもイギリスやカリフォルニア州同様にドライバーの雇用形態が争われることになる。担当検事は、企業の雇用形態が不当かどうかには言及せず、あくまで訴訟を認め、裁判で追及することを認めるにとどめた。この決定に企業は今のところコメントを発表していない。