ライドシェアニュースNEWS

2022年9月7日 コネチカット州、ライドシェアドライバーの待遇改善を訴える集会

2022.09.08 国外ライドシェア情報

LINEで送る
Pocket

 今週水曜日、アメリカのコネチカット州のライドシェアドライバーやフードデリバリー配達員らが、待遇改善を訴える集会を行い、ユニオン駅からニューヘブンまで抗議デモを行った。参加者らは、企業に対し最低賃金、病欠休暇、残業代や失業保険などの基本的な労働者への補償を訴え、また特に女性の参加者らは安全性の向上を強く訴えた。この集会を企画した団体の代表は、「ドライバーらは巨大な会社に搾取されている。」また「勤務し続けるためにも強固な基盤がドライバーには必要である。」と訴えた。
 デモ参加者らに話を聞くと、ある男性ドライバーは「乗車料金のほとんどを会社が取っていくので、チップで生活しているようなものである。90時間勤務したとしても900~1000ドルぐらいにしかならない。」と現状を語った。女性ドライバーは「私たちは、女性としていかなる場所でも働くことが出来る権利を持っている。その上で、職務上で安全を感じ保護される権利がある。」また、「乗客は支払ったチップを30日間は無効にすることが出来るため、我々女性ドライバ―はチップを得るために乗客からのハラスメント行為などを報告しないこともある。」と女性ドライバーが泣き寝入りを選択してしまう実情と安全性向上の必要性を語った。

LINEで送る
Pocket

ライドシェアの最新ビジネスモデル
ライドシェアの最新ビジネスモデル