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2024年1月22日 イリノイ州、ライドシェアドライバーを狙った強盗を受けドライバーらが安全対策を求める

2024.01.25 国外ライドシェア情報

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 イリノイ州シカゴではライドシェアドライバーを狙った強盗事件が相次いで発生しており、この現状にギグエコノミー労働者が所属している団体は、市当局に事件対策を講じるよう求めている。団体の代表は、「このような事件を回避出来ないのは、ライドシェアドライバーが乗客の外見を把握出来ないことと、配車アプリの利用者登録時に本人確認を求められないことに起因する。」と指摘している。また「ライドシェアドライバーは実際に誰が車に乗り込むのか見当が付かない。そのため、偽名を使ったり、乗客を装ったり、ライドシェア車両を見かけただけの誰かが乗車しようとすることは簡単であり、乗車しようとしてくるその人物が自身の乗客かどうかを知ることは出来ない。」と語った。この団体では長年に渡り賃金や安全対策などドライバー保護を目的とした規則の制定を呼び掛けており、この職務遂行における危険を低減させる方法をシカゴ市とともに取り組んでいる。企業に求めている対策としては利用客にIDの提出やドライバーに乗客の顔写真の提供をするなどを挙げ、乗客の名前や顔が分かりその乗客から強盗や襲撃されないことを少なくとも知りたいと訴えている。

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