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2024年1月23日 ワシントン州、ライドシェアドライバー遺族が死亡保障を受給可能に 法案提出

2024.01.25 国外ライドシェア情報

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 アメリカワシントン州では過去3年間でおよそ5人のライドシェアドライバーが襲撃により殺害されている。ドライバーの組合の代表は「本当に不幸な状況だ。3年間で5人ものドライバーを失った。」と語り、ドライバーには多くの遺族が残されており援助をしてくれる人が誰もおらず、財政的に困難な状況にいることを明かした。ドライバーからは遺族への補償を求める声が上がっていた。
 今週、州の労働災害補償保険の受給対象を「迎車から降車完了の間に傷害を負ったドライバー」に加え「勤務可能としてログインしている間に傷害を負い死亡したドライバー」まで拡充することを定めた法案が州下院議会に提出された。この法案が通過した場合は、残された遺族が死亡保障を受給することが出来る。この法案の1つの議論として、ドライバーは乗車の間に個人的な用事をすましてしまう可能性が挙げられ、その場合補償の対象外となる。この議論に対して組合の代表は「ドライバーは労働時間中の多くは乗車を果たしていないが、配車されるのを待つために駐車場などで待機している。」と述べている。

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