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2021年5月29日 ネバダ州サージプライス制限を解除
2021.06.01 国外ライドシェア情報
ネバダ州ではワクチン接種が始まり人々が外出できるようになり、ラスベガスにも以前のような活気が戻りつつある。その一方でライドシェアドライバーの数は以前の水準まで回復しておらず、深刻な問題となっている。気軽に利用出来ていた以前とは違い、空港ではライドシェアを利用するために20分から1時間待ちという状況になっている。ライドシェア企業は先月発表したコメントの中で「州内のサージプライス制限により、ドライバーは収入増加が見込めず、そのためドライバー業務に戻って来ない。」と、州の制限がドライバー不足問題の原因の1つだと指摘していた。
現在の状況や企業のコメントを考慮したのか、理由は明らかにされていないが、先週ネバダ州知事はラスベガス及び州全土にかけていたサージプライス制限を解除すると決定した。またこの決定は即時発令され、ネバダ州のライドシェアでサージプライスが1年ぶりに再開した。企業は、この決定に感謝を示すコメントを出し、ドライバーの収入機会の増加や乗客のために信頼性の向上に取り組んでいくとしている。